話題のもやしレモンの作り方って?基本からアレンジレシピまでご紹介します!
低価格で美味しいもやしは、さまざまな料理に活用できます。中でも最近、インターネットやテレビで取り上げられたこともあって話題になっている「もやしレモン」は、大豆もやしとレモン汁を一緒にパックするだけのお手軽スーパーフードとして注目されています。今回は、そんなもやしレモンの基本の作り方と、アレンジレシピを2つご紹介します。
基本の「もやしレモン」の作り方
まずは、基本中の基本、シンプルなもやしレモンの作り方から見ていきましょう。
- ・豆もやし 1袋(200g)
- ・水 1L
- ・酢 大さじ1/2
- ・にがり 大さじ1*
- A白だし 大さじ2
- Aレモン汁 小さじ2
- *にがりは商品によって濃度が異なります。本レシピは、にがり15mlにマグネシウム142.5mg含むにがりを使用しています。
【作り方】
- 1.鍋に水、酢、にがりを入れ、沸騰させる。豆もやしは水洗いして水気を切る。
- 2.沸騰したら中火にする。豆もやしを入れてふたをして3分茹でる。
- 3.ざるにあげてあら熱を取り、キッチンペーパーで水気をしっかりふき取る。
- 4.密封できるポリ袋に豆もやしとAを入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉じて完成。
大豆もやしに含まれる「食物繊維」によって食後の血糖値の急上昇を防ぐとともに、にがりに含まれる「マグネシウム」が代謝をアップし、食事の脂肪吸収を抑制します。さらに、大豆もやしに含まれる「アスパラギン酸」と、レモンに含まれる「クエン酸」で疲労回復効果も期待できるので、ダイエット中の人や、疲れやすいという人にもぜひおすすめしたい一品です。
大豆もやしは、そもそももやしの中でも栄養豊富な食材として知られていますが、足が早いため、気づいたら冷蔵庫の中で腐ってしまっている、ということも少なくありません。しかし、もやしレモンにすることで2〜3日賞味期限が伸びるので、一気に作ってお弁当やご飯につける常備菜にもできますし、後でご紹介するアレンジレシピにもできます。
基本のもやしレモンにひと手間加えて、飽きないメニューに!
基本のもやしレモンの味に飽きてきたら、ぜひひと手間加えてアレンジメニューにしてみましょう。飽きずに食べられるだけでなく、一緒にさまざまな栄養分も摂れます。
アレンジレシピ1:「もやしレモン雑炊」
1品目は、食欲がないときにもおすすめな優しい酸味の雑炊です。
- ・もやしレモン 適量
- ・ご飯 お茶碗1/2杯分
- ・きざみねぎ、もみのりなどの薬味 お好みで適量
- B水 1と1/2カップ
- B白だし 大さじ2
- Bサラダチキン お好みの量
- 1.鍋にBを入れて火にかけ、沸騰したらご飯、サラダチキンを加えて中火で4~5分煮る。
- 2.器に盛り付け、もやしレモンとお好みの薬味を乗せて完成。
シャキシャキとしたもやしの食感を楽しみながら食べられる、ちょっと変わった食感の雑炊です。レモンの優しい酸味が食欲をほんのり刺激してくれるほか、サラダチキンを入れることでたんぱく質も補えます。きざみねぎやもみのりのほか、お好みで薬味を加えて味のアレンジを楽しんでください。
アレンジレシピ2:「もやしレモンのささみロール」
2品目は、ダイエット中の方にもおすすめのヘルシーな鶏ささみを使ったおかずです。
- ・鶏ささみ肉 2枚
- ・もやしレモン 100g
- ・水菜 30g
- ・サラダ油、塩、こしょう 適量
- 1.鶏ささみ肉は筋を除いて開き、めん棒で叩いて薄くして塩・こしょうを振って味を馴染ませておく。
- 2.もやしレモンと食べやすい長さに切った水菜を乗せて巻く。
- 3.油を敷いたフライパンに巻き終わりを下にして乗せ、中火で全体に焼き色が付くまで焼く。
- 4.全体に焼き色が付いたら蓋をして中まで火を通し、塩・こしょうで味を調える。
- 5.半分に切ってお皿に盛り付けて完成。
鶏のささみ肉は、ヘルシーなのにたんぱく質が豊富でダイエット中の人、とくに筋トレを行いながらダイエットをしている人におすすめの一品です。噛みごたえがあるので、しっかり噛めば満腹感も得られます。そのまま食べてレモンの風味を味わうのも、ポン酢などでさっぱりといただくのもおすすめです。ささみのパサつきが気になるという人は、あらかじめにがりや塩麹を揉み込んでから焼きましょう。
まとめ
もやしレモンは、食物繊維やにがりの主成分マグネシウムでダイエットのサポートにも、アスパラギン酸やクエン酸のチカラで疲労回復にも効果が期待できます。味に飽きてきたら、アレンジレシピで工夫するのもおすすめです。