美容の味方!マグネシウムたっぷりのスイーツレシピとは?
代謝アップや便秘解消など、健康効果で近年注目が集まる「マグネシウム」は、美容 にも重要な役割を持っています。しかし、「マグネシウム」はカルシウムや鉄分に比べて知名度が低いため、ついつい補給を忘れてしまいがちです。そこで、今回はそんなマグネシウムにスポットを当てた美容スイーツレシピをご紹介します。
マグネシウムってどんなミネラル?
そもそも、マグネシウムとはどんなミネラルなのでしょうか。体内での働きや、マグネシウムの多い食品について見ていきましょう。
マグネシウムはどんな働きをするの?
マグネシウムの代表的な機能としては、以下のようなものがあります。
- ・エネルギー代謝をアップする
- ・リバウンドしにくいダイエットに役立つ
- ・歯や骨を強くする
- ・血液をサラサラにする
- ・便秘を解消する
エネルギー代謝をアップし、リバウンドしにくいダイエットができれば、キレイな引き締めボディにつながります。さらに、歯や骨の柔軟性や弾力性を高めることで、歯や骨を強くする作用も期待できます。 他にも、血液をサラサラにして動脈硬化を予防したり、便秘を解消したりと、身体にとって良い働きをたくさんしてくれます。
日本人はマグネシウム不足!
上記のように良い効果が多いマグネシウムですが、30~49歳の日本人では、1日当たり女性約80mg、男性約130mgのマグネシウムが不足しています*。マグネシウムを補うためには、雑穀・海藻などの食材を多く摂らなければなりませんが、食生活の欧米化や穀類の摂取量の減少などにより、意識的に摂取しない限り難しいのが現状です。
*「日本人の食事摂取基準」(2015)、「国民健康・栄養調査栄養素等摂取量」(2017)から算出(30~49歳)。
マグネシウムが多い食品って?
マグネシウムが多い食品は「そばのひ孫わ(は)やさしい子かい?納得!!」と覚えると簡単です。
これはマグネシウムを多く含む食品20品目の頭文字をつなげた標語で、これらの食材を毎日の献立に上手に取り入れ、マグネシウムの摂取量を増やすことが大切です。
マグネシウムを多く含んだ食品については、こちらの記事で詳しく解説しています。
マグネシウムたっぷり!美容のためのスイーツレシピ
今回は、上記でご紹介したようなマグネシウムを多く含む食材を使った、美容のためのマグネシウムスイーツレシピをご紹介します。
ココアとバナナのケーキ
<生地>27センチ×30センチの天板1枚分
- ・薄力粉… 150g
- ・ココアパウダー… 70g
- ・ベーキングパウダー…6g
- ・塩… 少々
- ・砂糖… 250g
- ・バター… 80g
- ・全卵… 5個(240g)
- ・生クリーム… 120mL
- ・バナナ… 2本
<シロップ>
- ・砂糖… 50g
- ・水… 50g
- ・ラム酒… 5g
<前準備>
- ・薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダー、塩はふるっておく
- ・バターは湯せん又は電子レンジで溶かしておく
- ・シロップは鍋で沸騰させる
<手順>
- ①ボールに、全卵、生クリーム、砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- ②粉類を入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。(少し粉が残るくらい)
- ③溶かしバターを加え、つやが出るまで混ぜ合わせる。
- ④天板にオーブンシートを敷き、生地を流しいれる。
- ⑤バナナを2㎝の輪切りにし、隙間をあけながら表面に並べていく。
- ⑥180℃に温めたオーブンで20~25分焼く。
- ⑦焼き上がったら、熱いうちにシロップを塗り冷まして出来上がり。
抹茶とごまの豆乳シフォンケーキ
<生地>17センチのシフォン型1台分
- ・卵黄… 3個
- ・砂糖… 55g
- ・サラダ油… 50g
- ・豆乳… 70g
- ・薄力粉… 65g
- ・抹茶… 5g
- ・白すりごま… 10g
<メレンゲ>
- ・卵白… 140g
- 砂糖… 40g
<トッピング>
- ・生クリーム… 適量
- 苺… 適量
<前準備>
- ・小麦粉、抹茶、すりごまは合わせてふるっておく。
<手順>
- ①卵に砂糖をすべて入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
- ②油を少しずつ加えながら、泡立て器で混ぜる。
- ③豆乳をすべて加え、混ぜる。
- ④粉類を入れ、かるく混ぜ合わせる。(粉が消えるくらい)
- ⑤メレンゲを固く泡立てる。(砂糖を3回くらいに分けて)
- ⑥メレンゲの一部をとり、卵黄生地の中にいれ、よく混ぜ合わせる。
- ⑦メレンゲの中にすべての生地を入れ、混ぜ合わせる。
- ⑨170℃のオーブンで35分焼く。(電気の場合は190℃で35分~40分)
- ⑩焼き上がったら逆さまにし、瓶にさして生地をさます。
- ⑪八等分に切り、真ん中に切り込みを入れ、泡立てた生クリームと苺を飾る。
木の実のプラリネ
- ・木の実(アーモンド、くるみ、カシューナッツなど)… 150g
- ・砂糖… 100g
- ・水… 50g
- ・塩… 少々
- ①鍋の中に砂糖と水を入れ、110℃まで火にかける。
- (細かい泡→大小の泡→泡が多くなった時点が約110℃)
- ②火を止め、ナッツと塩を入れてよくからめ、再度火にかける。
- ③焦げないよう混ぜていくと、溶けた砂糖が結晶化する。
- そのまま火にかけ結晶が再度液体になり香ばしいキャラメルになれば火を止める。
- ※出来上がるまで、つねに木べらで混ぜ続ける。
- ④オーブンシートの上にできるだけ広げてのばし、冷ます。
塩きなこ棒
- ・きなこ… 50g
- ・はちみつ… 40g
- ・塩… 少々
※食べやすいよう、爪楊枝を用意しておく。
- ①ポリ袋に材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
- ※にぎって固まらないようであれば、はちみつを少しずつ追加する。
- ②さくらんぼ大に生地を取り、固く丸め、少し平らにしてからつま楊枝をさす。
まとめ
マグネシウムは私たちの身体の中で、さまざまな良い働きをしています。特に美容や便秘を気にする人には重要なミネラルの一つです。ぜひ、今回ご紹介したレシピなどを使って、マグネシウム不足を解消しましょう。