TOP > レシピ > 夏の食欲アップにおすすめ!すっきり爽やか「塩レモン」レシピ
レシピ/recipe

夏の食欲アップにおすすめ!すっきり爽やか「塩レモン」レシピ

暑い夏は普段どおりに動くだけでも汗をたくさんかいてしまい、疲れやすいものです。疲れで食欲が湧かず、ついつい食事も雑になってしまいがち。そんな夏には、いろいろな食材をさっぱり食べやすくしてくれる「塩レモン」を使ったレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。今回は、自宅で作る塩レモンの作り方と、塩レモンを使ったおすすめレシピをご紹介します。

暑い夏を塩レモンで乗り切ろう!

夏は暑さで疲れやすく、食欲もダウンしがちです。塩の旨味成分「にがり」を含んだ粗塩を使って、塩レモンを作ってみましょう。

<材料>

  • ・あら塩(今回は「赤穂の天塩」を使用) 2~3カップ
  • ・レモン 4~5個
<作り方>

  • ①レモンのワックスはよく洗い、落としておく。
  • ②レモンの半量を8つの乱切り、残り半量は5~8mm幅の輪切りにする。
  • ③消毒した瓶に、あら塩1/2カップを入れる。
  • ④レモン1個分を瓶に入れる。
  • ⑤同様に、あら塩とレモンを交互に入れ、最後にあら塩が上にくるようにする。
  • ⑥冷暗所(常温)で保存し、塩が全体になじむよう、時々瓶をふる。

塩が溶けてトロリとしたシロップ状になって、さわやかな香りがたち始めたらできあがり。冷蔵庫で約2年の保存が可能です。

塩レモンをてっとり早く使いたいという人には、市販の塩レモンもおすすめです。今回ご紹介するレシピは「天塩 まろやか塩レモン」を使いました。

「天塩 まろやか塩レモン」は国産レモンピールをレモン1.5個分、贅沢に使った香りの調味料。グリル料理や和え物料理に酸味の利いた味と爽やかなレモンの香りを加えます。

最近の夏は熱中症の救急搬送者が約5万人にのぼるなど、猛暑になりがちです。汗で失われがちな塩分を、塩レモンでしっかり補給しましょう。生のレモンよりも糖やデンプンなどの炭水化物が減っているため、摂取しやすいですよ。

さらっと和えよう「サラダチキンの塩レモンクリームパスタ」

暑い夏には、なかなかボリュームのある料理を食べられないものです。サラダチキンと豆乳でさっぱり仕上げたパスタなら、つるっと食べやすいですよ。

<材料>

  • ・サラダチキン  適量
  • ・塩レモン  大さじ1/2
  • ・レモン汁  大さじ1/2
  • ・バター  10g
  • ・生クリーム  60mL
  • ・豆乳  20mL
  • ・パスタ  100g
  • ・オリーブオイル  少々
  • ・ブラックペッパー  少々
  • ・レモン  輪切り1切れ
  • ・バジル、ハーブなど  少々
<作り方>

  • ①鍋にお湯を沸騰させ、塩をひとつまみ(分量外)入れ、パスタを記載の時間より1分短めに茹でる。
  • ②フライパンにバター、生クリーム、豆乳を入れて混ぜながら中火で加熱し、とろみが出てきたらサラダチキン、塩レモン、レモン汁を加えてよく混ぜる。
  • ③②にオリーブオイルを入れ、火を止めてからパスタを入れてよく混ぜ合わせる。塩味は、ゆで汁を加えて整える。
  • ④お皿に盛り付け、ブラックペッパーをかける。飾りつけ用の輪切りのレモン、ハーブなどを乗せてできあがり。

サラダチキンは低糖質・低カロリー・高タンパクの鶏むね肉で、引き締めボディ作りやダイエットにも最適です。夏で食欲が湧かなくても、効率よくタンパク質を摂取できます。牛乳ではなく豆乳を使うことで、さらに食べやすく低カロリー・低糖質に仕上げました。

ワンプレートで食べられる「塩レモンでさっぱり冷しゃぶ」

暑い日にも食べやすい冷しゃぶに、塩レモンで香りづけした一品です。野菜もお肉も一緒に食べられるワンプレートでいただきましょう。

<材料>

  • ・牛肉薄切り  200g
  • ・玉ねぎ 1/4個
  • ・塩レモン 小さじ2
  • ・トマト 1/2個
  • ・カイワレ大根 適量
  • ・ポン酢 お好みで
  • ・ベリーリーフ、フリルレタスなど葉野菜 お好みで
  • ★氷 ボウル半分
  • ★酒 50mL
  • ★塩レモン 大さじ2
<作り方>

  • ①玉ねぎは薄くスライスし、塩レモン小さじ2を加えてなじませ、軽くもんで水で洗い流す。
  • ②トマトはスライスし、フリルレタスとカイワレ大根は食べやすい大きさにカットする。
  • ③ボウルに★を入れて混ぜ合わせておく。
  • ④鍋にお湯を沸騰させ、牛肉を色が変わるまでゆでる。
  • ⑤牛肉は熱いまま③のボウルに入れて混ぜ、食べる直前まで浸けておく。
  • ⑥野菜をお皿に盛り、牛肉を乗せる。お好みでポン酢を付けていただく。

トマトは旬の夏野菜です。ビタミンC・E・β-カロテンの三大抗酸化作用に加え、爽やかな酸味のクエン酸が含まれており、疲労回復の効果が期待できます。塩で揉むことで玉ねぎの辛味が和らぎ、より食べやすくなります。

あともう一品に嬉しい「温野菜の塩レモンクリームチーズ添え」

ディップタイプで大人も子どもも楽しく食べられます。

<材料>

  • ・かぼちゃ  1/4個
  • ・人参  1/2個
  • ・ブロッコリー  1/4房
  • ・さつまいも  1/2本
  • ・クリームチーズ  45g
  • ・塩レモン  小さじ1と1/2
<作り方>

  • ①クリームチーズは室温に置き、やわらかくしておく。野菜を食べやすい大きさに切って茹でる。
  • ②クリームチーズに塩レモンを加え、よく混ぜ合わせる。
  • ③温野菜と一緒に盛り付けてできあがり。

野菜を茹でて温野菜にすることで、身体を冷やさず上手に野菜の栄養分を摂取できます。野菜はお好みで、種類を変えても増やしたり減らしたりしてもOK。

お手軽スイーツ「はちみつ塩ヨーグルト」「塩レモンスカッシュ」

さっぱりスイーツやドリンクにも、ぜひ塩レモンを使ってみましょう。混ぜるだけで簡単に作れるので、誰でも失敗なし!

【はちみつ塩ヨーグルト】

<材料>

  • ・プレーンヨーグルト  100g
  • ・塩レモン  小さじ1/2
  • ・はちみつ  小さじ2
  • ・ミントの葉  1枚
<作り方>

  • ①プレーンヨーグルトに塩レモン、はちみつを加えてよく混ぜる。
  • ②ミントの葉を飾ってできあがり。

健康のためにヨーグルトを食べている人も少なくないでしょうが、塩レモンで一味変わった味付けはいかがでしょうか。はちみつの分量はお好みで増減しても構いません。

【塩レモンスカッシュ】

<材料>

  • ・塩レモン 小さじ1/2
  • ・炭酸水(無糖) 200mL
  • ・ガムシロップ 1〜2個
  • ・レモン(輪切り) 1切れ
  • ・ミントの葉 1枚
<作り方>

  • ①氷を入れたグラスに塩レモン、炭酸水、ガムシロップを入れてよく混ぜる。
  • ②輪切りのレモンとミントの葉を飾ってできあがり。

炭酸と塩レモンで、夏に嬉しいすっきり爽やかなスカッシュのできあがりです。ガムシロップの量はお好みで増減しましょう。無糖の炭酸水がお好みの方なら、入れなくても構いません。

爽やかに塩分も摂取できる「塩レモン」で夏を乗り切ろう

塩レモンは汗で失われやすい塩分を摂取でき、生のレモンと比べて糖質やデンプンなどが少なく、かつ特徴的な香りは残るため、香りづけ調味料として使いやすいです。レモンの爽やかな香りと適度な塩気で、夏の暑さを上手に乗り切りましょう。

監修者プロフィール

根津 智子
根津 智子

企業に勤めながら、大好きな紅茶やお酒に合うメニューを日夜研究中。
趣味はカフェ&立ち飲み屋めぐり。

関連タグ