ぐっすり眠れて体質改善も!ピュアちゃんおすすめの正しい入浴方法
家事に仕事に忙しい毎日を過ごしていると、お風呂にゆっくりつかる暇もなく毎日シャワーで済ませてしまう、つかってもすぐ出てしまうという人は多いかもしれません。しかし、お風呂にしっかり入るとぐっすり眠れたり、体質改善ができたりといいことずくめです。 今回は、そんなお風呂の効果を最大限に引き出す正しい入浴法について書かれた、小林麻利子著「ぐっすり眠れる、美人になれる!読むお風呂の魔法」を参考に、deepureスタッフが実際に3日間入浴方法を実践してみました。
基本の入浴方法と効果
まずは、基本の入浴方法とその効果を確認しましょう!
基本の入浴方法
基本の入浴は、以下の手順で行います。
1.まずは5分間、プレ入浴する
2.髪と顔を洗う
3.40℃のお湯に15分間入浴する
4.体を洗う
入浴時は40℃のお湯につかりますが、プレ入浴時は39℃以下でも構いません。入浴時に湯温が足りないときは、追い炊きや足し湯で湯温を40℃にしてから入浴しましょう。
5.浴室内で体を拭く
6.脱衣所で下着やソックスを着用
7.用意しておいた水を飲む
体を拭くタオルはあらかじめ手に取りやすい場所に置いておき、ボディクリームも浴室内で塗ってしまいましょう。脱衣所で服を着るときは、足が冷えやすいのでまずソックスから履きます。用意しておく水は、常温がおすすめです。
8.スキンケアをしながらパジャマを着る
9.素早く髪を乾かす
入浴で得られる効果
シャワーだけでなくお風呂につかると、以下のような効果が期待できます。
- ・ぐっすり眠れる
- ・美肌・美髪になれる
- ・冷え性が改善
- ・むくみがとれる
- ・肩こりや腰痛が軽減
- ・かぜ予防になる
- ・ストレス解消&リラックス
- ・体臭を防ぐ
湯船につかることで身体が温まり、全身の老廃物がリンパ液に乗って回収・排出されやすくなります。毛細血管の血流が良くなり、お肌のターンオーバーが整ってくすみが解消されることで、美肌や髪質改善にもつながります。
末梢血管と呼ばれる毛細血管が広がって血流が良くなると、全身に酸素や栄養素が行き渡るため、新陳代謝のアップや冷え性改善が期待できます。さらに、お風呂の水圧で下半身の静脈やリンパ管が圧迫され、上半身に血液やリンパ液が巡って戻るため、むくみ解消にも良いでしょう。
40℃のお風呂に15分入浴するのはなぜ?
体の内側の「深部体温」を大きく上げてから、急降下させると熟睡につながるためです。40℃に15分の入浴で深部体温は約0.5℃アップするのですが、このように大きく上げると下がり方も急激になり、入浴せずゆるやかに下がるよりも睡眠の質が良くなりやすいことがわかっています。
入浴時の温度と時間が重要です。感覚に頼らず水温計ではかるなどして、しっかり深部体温をアップしましょう!
deepureスタッフが実際に3日間入浴してみた感想
普段からお湯には浸かっていたけれど、時間が短くしっかり温まっていなかったというdeepureスタッフに、今回の基本の入浴法を3日間試してもらいました。
お湯に浸かっている時間が退屈で、ぼーっとしていると寝てしまうため短時間の入浴になっていたというdeepureスタッフ。しかし、スマホを防水ケースに入れて持ち込み、電子書籍を読んでいると15分はあっという間だったそうです。
身体の変化としては、15分しっかり入浴した後は身体の芯まで温まったと感じられたとのこと。入眠がスムーズで、中途覚醒もなく朝までぐっすり眠れたので、目覚めも良く、いつもより疲れがとれていたそうです。さらには、日々辛いと感じていた頭痛や肩こり、手足の冷えなどの症状も軽減したと感じられたとのこと。
今までもお湯にしっかり浸かった方がいいというのはなんとなく分かっていたものの、具体的な方法が分からずおろそかにしていた、というdeepureスタッフ。今回正しい方法を学べて、自分自身で体質が変わったと実感できたので、今後もこの方法を続けていきたい、と話していました。
基本の入浴方法を実践するコツ
最後に、基本の入浴方法を実践するコツを3つご紹介します。ぜひ、実践するときの参考にしてくださいね。
入浴時刻は起床時間から逆算する
就寝時間ではなく、起床時間から逆算して入浴時間を決めるのが良いでしょう。就寝時間は起床時間の6時間半~7時間前が理想で、入浴は就寝時間の1~2時間前が目安です。
例:起床時間を6時に設定したい→21時~22時の間に入浴し、23時に就寝する
人間の身体には、他の動物と同じように体内時計が備わっています。海外旅行に行くと時差ボケが起こるのは、この体内時計がズレるため。不規則な生活が続くのは、時差ボケが続いているのと同じことなのです。起床や就寝・入浴・食事の時間を一定にし、体内時計を整えることが健康への近道です。
入浴後は早めに就寝する
入浴後は、体が冷えないようにルームソックスなどを着用して早めに就寝しましょう。夏:1~2時間以内、冬:30分~1時間以内がだいたいの目安です。
プラスαでより効果アップ!
アロマやヒーリングミュージックなどでリラックスしたり、睡眠ホルモンを分泌させるために浴室の電気は消して脱衣所の明かりだけにする、冬は血行促進効果のある炭酸ガス系入浴剤を使う、などのちょっとした工夫をプラスすると、より入浴の効果を高められます。
まとめ
今回は、deepureスタッフにも実践してもらいながら正しい入浴法をご紹介しました。正しく入浴するだけで、疲れが取れてぐっすり眠れるようになったdeepureスタッフ。忙しくて睡眠時間が短い人、シャワーだけで済ませている人、お風呂に入る時間がもったいないと感じている人にこそ、手軽に睡眠の質を上げる疲労回復法としておすすめしたい方法です。