【簡単!浅漬けレシピ】出汁や塩で手軽に作れるレシピ5選
食卓に、もう一品ほしい時や残り野菜を使い切りたい時、すぐに作って食べられる美味しい浅漬け。朝や前日の晩に漬け込むタイプもありますが、冷蔵庫で数時間漬けておけば食べられるものも多く、夕飯のメニューに一品加えたいというときにも便利です。今回は、すぐ漬物が食べたいときに便利な浅漬けレシピを5つご紹介します。野菜が足りないな、と思ったときやお漬物が食べたいとき、ぜひ作ってみてくださいね。
浅漬けとは
浅漬けとは、野菜を塩や調味液で漬け込んだ漬物のことです。一般的な漬物ができるまでには数週間、数カ月から数年がかかるのに対し、浅漬けでは数時間や数日という短時間しか漬け込みません。そのため、「早漬け」「即席漬け」「一夜漬け」などと呼ばれることもあります。マリネなども魚や野菜を酢に漬け込んで短時間で食べるため、浅漬けの一種と言えます。
野菜として使われるのはきゅうり・大根・なすなど水分が多く色鮮やかな野菜が多く、数カ月も漬けていると色が変化してしまうのですが、浅漬けの場合は短時間で引き上げるため色があまり変化せず、鮮やかなままであることが多いです。このため、浅漬けを「お新香(おしんこ)」と呼ぶようになり、この呼び方が漬物全体に広まりました。
そもそも「香の物(こうのもの)」という言い方は、漬物に独特の乳酸発酵臭があることからつけられた名前です。つまり、漬物もヨーグルトなどと同じ発酵食品。数時間や一晩程度では乳酸発酵が進みきらないという指摘もありますが、少なくとも一週間が経過した浅漬けは乳酸発酵が進んでいるということが、研究からわかっています。
参考:AKIMO「「浅漬け」は昔ながらの漬物と同じ発酵過程を経る『発酵食品』であることを研究成果として発表」
浅漬けを作ろう!手軽に作れる5つのレシピ
手軽に作れる浅漬けレシピを5つご紹介します。その日のメニューに合わせたり、食べたいものを選んだりして、好みのものを作ってみてください。
基本の白菜漬け
塩と昆布の味わいが利いた、基本の浅漬け。白菜のシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。
- <材料>
- 白菜 150g(1/6個)
- 人参 30g(1/4本)
- 昆布 1枚(2cm×2cm)
- 輪切り唐辛子
- 「赤穂の天塩」 4g(野菜の2%)
- <作り方>
- ①白菜は短冊、人参は千切り、昆布は細く切り、ボールに入れる。
- ②塩、唐辛子を加えてもみこむ。
- ③冷蔵庫で約2時間 寝かして出来上がり。
カラフル浅漬け
見た目も鮮やかで食欲アップ。レモン汁と塩だけで味付けします。
- <材料>
- セロリ 40g
- 人参 20g
- ラディッシュ 20g
- コリンキー 20g
- レモン汁 4g
- 「赤穂の天塩」 2g(野菜の2%)
- <作り方>
- ①野菜は大体大きさをそろえて、1.5cm角に切る。
- ②塩とレモン汁をもみこむ。
- ③冷蔵庫で約2時間 寝かして出来上がり。
きゅうりと茄子の浅漬け
ポリポリとしたきゅうりの食感が楽しめる、昔ながらの浅漬けです。粗塩(赤穂の天塩)を使うと茄子の発色がきれいになりますよ!
- <材料>
- きゅうり 100g(1本)
- 茄子 100g(1本)
- 生姜 1かけ
- 「赤穂の天塩」 2g(野菜の1%)
- <作り方>
- ①きゅうりはスライス、茄子は厚さ1cm程度のいちょう切り、生姜は千切りにし、塩をもみこむ。
- ②冷蔵庫で1~2時間 寝かして出来上がり。
天塩〝だし塩漬けの素”
残り野菜は迷わず“だし塩漬けの素”に漬け込みましょう!プチトマトは思わず微笑んでしまう味わいです。
- <材料>
- ☆出汁汁 150g
- ☆「赤穂の天塩」 小さじ1
- ☆うすくちしょうゆ 小さじ1/2
- プチトマト 10個
- 紫キャベツ、白菜、人参など 100g
- <作り方>
- ①☆を全て合わせて〝だし塩漬けの素“を作ります。
- ②湯むきしたプチトマトに、〝だし塩漬けの素“がひたひたにかぶるくらい漬け込む。冷蔵庫で30分寝かして出来上がり。
- ③紫キャベツ、白菜、人参等の千切り野菜を合わせて100gに対し〝だし塩漬けの素“を50g(野菜の50%)漬け込み冷蔵庫で1~2時間 寝かして出来上がり。
天塩で甘酢漬け
塩と甘酢で作る、まろやかな味わいの浅漬け。お好みで「ちょい足し」レシピもぜひ味わってみてください。
- <材料>
- ☆酢 50g
- ☆砂糖 大さじ1
- ☆「赤穂の天塩」 小さじ1
- 白菜やキャベツなどの葉物野菜 100g
- <作り方>
- ①☆を全て合わせて〝甘酢“を作ります。
- ②白菜やキャベツなどの葉物野菜100gに対し、甘酢20g(野菜の20%)を漬け込み冷蔵庫で1~2時間寝かして出来上がり。
- ※お好みでレモン、ナッツ、パセリ、オリーブオイル、ゴマ油などを足してアレンジするとさらに美味しくなります。
まとめ
浅漬けは一般的な漬物と比べて漬ける時間が短いことで「浅漬け」と呼ばれており、「即席漬け」「一夜漬け」などと呼ばれることもあります。今回ご紹介したものはいずれも1〜2時間程度で作れる浅漬けばかりなので、手軽に作れて便利です。昔ながらの味からカラフルで見た目にも楽しい浅漬け、甘酢漬けなど、好みに合わせて作ってみてください。