ピュアちゃんが行く!AMAMI TERRACE だしワークショップ体験記
前回塩作り体験教室で訪れた赤穂御崎にあるカフェ&ワークショップ「Amami Terrace」にて、今回はだしソムリエ認定講師によるお出汁を学ぶワークショップが開催されるとのことで、マスコットキャラクターのピュアちゃんが現地取材をしてきました。取材の様子を皆様にご紹介します!
5種類のだしテイスティング
本日の講師は、だしソムリエ認定講師の前原淑子先生です。
前原先生はだしソムリエとして、テレビや雑誌などのメディアに多数出演経験のある方です!
まずは、「かつお・昆布・干し椎茸・煮干し・顆粒だし」の5種類のだしをテイスティング!
それぞれのだしを1つ1つ味わい、香りや味の違いを確認した後、2〜3種類のだしをブレンドしたり、塩を入れたりして、味の変化を楽しみました。
お出汁の優しい味と香りに癒されて、幸せホルモンのセロトニン分泌も期待できそうです!
だしのうま味やとり方って?
次に、座学でお出汁のうま味成分についてや、素材ごとのとり方を学びました。
うま味のトライアングルとは
うま味には3つの要素があり、すべて日本人科学者によって発見されました。3つの要素とは「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」のことで、それぞれ以下のような食材に含まれています。
- ・グルタミン酸…昆布、野菜類など
- ・イノシン酸…かつお節、煮干し、肉、魚など
- ・グアニル酸…干ししいたけ、きのこ類など
これらを組み合わせて使うことで、うま味が6〜7倍にもなる相乗効果が得られます。
1+1=2ではなく、相乗効果によって6にも7にもなるんですね!
素材ごとのだしのとり方
次に、昆布・かつお節・煮干し・干ししいたけの種類、製造工程などの豆知識に加え、素材ごとのだしのとり方を学びました。例えば、昆布や干ししいたけひとつとっても何種類もの素材があり、それぞれ違った味わいのだしがとれます。
いつもだしをとる時に使っている昆布やかつお節ができるまでに、こんなに手間がかかっているとは思いませんでした
レンジでできる、簡単だし巻きづくり!
実習として、だしを実際にとってみた後、レンジで作れる簡単なだし巻きを作りました。今回、だしは「昆布+かたくち煮干し」「昆布+かつお節」の2種類をとり、それぞれのだしを試飲。だし巻きには、日本料理のスタンダードなだしである「昆布+かつお節」のだしを使いました。
昆布+かたくち煮干しのだしは濃いめの味付けに合うそうで、ラーメンやみそ汁におすすめとのことです!
レンジで作るだし巻きは、誰でもキレイに作れて失敗知らずなのが嬉しいですね。おだしたっぷり、ぷるぷるの食感にピュアちゃんも思わず舌鼓です!
だし巻き卵のレシピ
ここで、実際に作っただし巻き卵のレシピをご紹介します。
- <材料>
- 卵…5個
- だし汁…100cc
- 醤油…小さじ2と1/2
- 砂糖…大さじ1
- みりん…大さじ1
- <作り方>
- 1.タッパーにラップを2重になるように敷き詰める。
- 2.卵を入れ、箸でよく溶きほぐす。
- 3.砂糖、みりん、醤油を加えて箸でよく混ぜる。
- 4.だしを入れて混ぜる。
- 5.500wレンジで3分加熱する。
- 6.取り出して混ぜ、ムラなく加熱されるようにする。
- 7.もう一度レンジに入れ、3分加熱する。
- 8.ラップごと容器から取り出し、まな板の上にのせる。
- 9.ラップを巻いて形を整える。
- 10.粗熱をとるため、10分程度置く。
- 11.ラップを外し、切り分けて完成。
これなら焦げることもなく、火を使わないのでお子様でも安心ですね!
ワークショップの後はひと休み!
ワークショップの後は、瀬戸内海を一望できるカフェスペースでランチをいただきます。
この日のメインは「蟹クリームコロッケ」か「豆腐煮込みハンバーグ」から選ぶことができ、それぞれに前菜、ドリンク、デザートがついています。ピュアちゃんは今回、蟹クリームコロッケを選びました。
美味しいランチでお腹も心も満たされたピュアちゃん。講師の前原先生とスタッフの方にお礼を伝え、AMAMI TERRACEをあとにしました。
この日はとてもいいお天気だったので、お店の周辺やきらきら坂を散策し、神社に参拝もしました。
まとめ
5種類のだしをテイスティングし、だしのうま味成分や上手なとり方について学んだピュアちゃん。レンジで作れる簡単だし巻きを実際に作ってみて、ぷるぷるの食感を楽しみながら美味しくいただきました。
今回ご紹介したAMAMI TERRACEでは、定期的に様々なワークショップを開催しています。詳細やお申込み方法は公式HPをご覧くださいね。
AMAMI TERRACE (ako-kasei.co.jp)