女性の防災対策を考えよう!保存食やおすすめ時短レシピも
日本は災害大国と言われており、地震や台風などの自然災害が多い地域です。近年ではそれに加えて猛暑や豪雪、集中豪雨などによる災害が増えてきています。そのため、いざというときの備えを見直す人も多いのではないでしょうか。また、見直したいと思ってもどこから始めたらいいかわからない人もいるでしょう。そこで、本記事では女性の防災対策について、日々の暮らしでできることや保存食、おすすめ時短レシピをご紹介します。
女性の防災を考える〜日々の暮らし編〜
まずは、備えるということの基本的な考え方と、日頃からできる防災対策についてご紹介します。
備えることの考え方
もともと日本は自然災害の多い国でしたが、近年は特に自然災害が多発し、備えにいっそう力を入れなくてはと思った人も多いのではないでしょうか。雑誌やテレビでも「防災」がテーマとして取り上げられることが少なくありません。この場合の「防災」とは、災害が来ないようにすることではなく、災害が来たときにどう備えるか、ということです。
もっと具体的に言えば、災害が来ても「いつもと変わらない生活ができるよう、事前に準備しておくこと」こそが「備える」ということの本質だと言えます。これは防災リュックに入れるものを考えるときにも応用でき、自分にとって、また家族にとって何が必要か、いつも通りの生活を送るために必要なものを考えればよいのです。
災害が起こっても慌てず、ストレスを溜めないためにも、いつも通りの生活は重要です!
日頃からできる防災対策
防災対策は災害が起こったときにだけするのではなく、日々の暮らしの中で意識しておけば無理なく行えます。例えば、以下のような工夫はすぐにでも行えるでしょう。
- ・部屋を片付ける
- ・マイボトルを持ち歩く
- ・ファッションに気をつける
- ・トイレはこまめに行っておく
- ・好きな香りを持ち歩く
- ・騒音対策をしておく
- ・防犯対策をしておく
詳しいやり方は、以下の記事でご紹介しています。日々の防災を考える際に、ぜひお読みください。
女性の防災を考える〜保存食編〜
災害時に重要なのが、食事の確保です。また、カンパンと氷砂糖のような災害食だけでは、エネルギー源はとれても栄養バランスが整わないものも少なくありません。そこで、上記でもご紹介したように「災害が起こったときでも、いつもと変わらない食事ができるように」備えられるよう、保存食を用意しておくとよいでしょう。
「防災食」ではなく「長期保存食」を
防災のために食の備えをする、というとついつい、防災のときにしか食べないような長期保存食を準備してしまう人が多いのですが、これはあまり良い方法ではありません。というのも、放置したまま賞味期限が切れてしまい、肝心なときに食べられないという事態に陥ったり、前述のように栄養バランスが悪かったりすることも多いのです。
そこで、防災食として準備するのではなく、常温で長く保存できる「長期保存食」を準備するようにすれば、幅広い食べ物を楽しめるだけでなく、普段から食べられるローリングストックとして、賞味期限切れを起こしにくくなるでしょう。
防災食は味気ないものも多いので、ぜひ長期保存食を活用しましょう!
長期保存食におすすめな食品
長期保存食には、以下のような食品がおすすめです。
- ・乾燥野菜
- ・自然解凍食品
- ・ご飯のお供
- ・あんこ
- ・豆乳
乾燥野菜は味噌汁やカップ麺、うどんやそばなどに足して食べられます。自然解凍食品とは、冷凍庫から出して解凍すれば自然と食べられるものです。災害時には電気の供給が切れて冷蔵庫の電気も落ちてしまう可能性がありますので、自然に解凍するだけで食べられる冷凍食品を準備しておくと良いでしょう。
長期保存食におすすめな食品や、手作りの保存食について詳しくは、以下の記事でご紹介しています。ぜひ、あわせてお読みください。
女性の防災を考える〜時短レシピ編〜
防災を考える上で、食の問題は重要です。前述のように保存食を用意しておくのは基本ですが、さらにもう一歩進んで簡単に作れる非常食レシピを覚えておくと、災害時の栄養不足にも対応しやすくなります。特に、災害時には冷凍野菜や乾燥野菜があっても、どうしても野菜不足に陥りやすくなりがちです。野菜不足は免疫力低下や腸内環境の悪化を防ぐため、できるだけ防ぎたいものです。
そんなとき、頼れるのがトマト缶。開けたらそのまま食べられるため、冷静スープにしたり、パンやクラッカーにディップして食べたりとさまざまな活用法があります。また、トマト缶を使って簡単な調理を行えば、災害時でも目先が新しくなり美味しいものを食べられます。ぜひ、以下の記事を参考に、日頃から食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
女性の防災を考える上で、日々の備えや食の問題は大きなものです。災害が起こってもいつもと同じ生活ができるようにするのが「備える」ということ。日々の生活にちょっとした工夫をしたり、長期保存食を準備しておいたり、できる範囲のことから防災を始めましょう。