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【完全保存版】塩が固まらないためのコツとおすすめの保存方法とは?

塩を料理で使用する時、固まってなかなか崩せないことはありませんか?実は保存方法に原因があるかもしれません。今回は、塩が固まらないための保存方法と、固まってしまった塩をサラサラの状態に戻す裏技をご紹介します。

瓶に入った塩

塩の基本情報

塩は基本的に、賞味期限がありません。そのため、保存方法によって長く使用できます。また浸透圧・脱水作用を持っていることから、野菜から水を吸い出すために使用できます。さらに殺菌・抗菌作用もあるので、漬物や調味料などを長く保存する時にも役立ちます。

塩が固まってしまうのはなぜ?

詩の塊
料理の下味や調理の一環として活用できる塩ですが、時折容器の中で固まってしまうことも多いでしょう。その原因を解説します。

原因①:脱水作用による水分の吸収や湿度

脱水作用を持つ塩は、空気中の水分を吸収しやすい性質があります。特に湿度が高い時期や場所での保存は、水分を集めて塊になる傾向にあります。

塩の表面に小さい水分がまとうことで塩同士がくっついくため、一度塊を作るとどんどん巨大化してしまうことがあります。

原因②:繰り返す再結晶

湿度は、1日の中で上がったり下がったりと変化をします。そのため、湿度の高低差によって固まった塩が溶けたりくっついたりと、再結晶を繰り返すことにより、塊のサイズが大きくなっていきます。

日に日に塩の塊が大きくなっていると感じる場合には、保存容器の中で湿度が上がったり下がったりしている場合が多いでしょう。

塩が固まらないための保存方法

2種スプーンに乗せた塩
湿度の変化によって固まりやすい塩は、保存方法を工夫するだけで、サラサラのまま維持できます。次に塩が固まらないための保存方法をご紹介します。

密封できる容器に入れる

塩が固まったり溶けたりするということは、保存容器の中で湿度が変化するということです。湿度の変化を避けるなら、密閉可能な蓋付きの保存容器に塩を保存すると良いでしょう。袋のまま保存した塩は、空気に触れやすいため、開封後すぐに塊を作ってしまう場合があります。

湿気の発生を防ぐために、袋を開けたらすぐ密閉性も高い容器に入れ替えるのがおすすめです。

煎った米を入れて保存

塩が固まるのを防ぐなら、煎った米を入れて保存するのがおすすめです。水分を含んでいる米は、フライパンで揺すりながら煎ることで、米の中の水分が抜けて乾いたの状態になります。

塩と一緒に入れることで発生した水分を煎った米が吸収してくれるので、サラサラとした塩を持続することができます。

パスタを入れて保存

パスタも湿気を吸収する役割があるため、煎った米同様に塩を入れた保存容器の中に入れるのがおすすめです。パスタの多くは、保存が効くように乾燥状態のものが店頭に多く並びます。パスタも乾燥が続くため、塩と一緒に保存することで、塊のないサラサラとした塩を保つことができます。

またマカロニやペンネは、小さなサイズなので、折らずにそのまま入れられることが大きなポイントです。ふやけたタイミングを目安を交換するようにしましょう。

珪藻土グッズを入れて保存

キッチンメーカーや雑貨店では、湿度が高いところで湿気を取り込む「調湿性」の特徴をた珪藻土グッズが販売されています。珪藻土グッズは、湿度をある程度一定に保つことができるため、こちらを塩と一緒に入れて保存するのもおすすめです。

固まった塩をサラサラに戻すには?

電子レンジと女性
塩は再結晶を繰り返す性質があるため、一度塊になっても元に戻すことが可能です。ここからは、固まった塩をサラサラに戻す方法を見ていきましょう。

電子レンジを使う

サラサラの塩に戻すには、電子レンジを使用して行うのがおすすめです。電子レンジで加熱することにより、塩が含んだ水分を蒸発させる方法です。

加熱する際は、蓋やラップをせずに行うのがポイントです。2~3分程度を目安に様子を見ながら少しずつ行います。水分がほとんどなくなると、電子レンジが空焚き状態になって故障や発火の原因につながる可能性があるので、一度に加熱せずにところどころ止めながら加熱することが大切です。

フライパンを使う

フフライパンで炒って塩が含んだ水分を飛ばすのもおすすめです。満遍なく水分を飛ばすように箸やヘラを使ってかき混ぜながら、弱火で加熱していきます。強火で水分を飛ばそうとすると、焦げる可能性があるので、必ず弱火で少しずつ行うことがポイントです。

まとめ

ボトルに入った塩
塩は、もともと持つ性質によって湿気が起きやすい食品です。保存容器の工夫や一緒に保存するものにより、固まらない塩をキープできます。また簡単な方法でサラサラに戻せるので、ぜひこちらを参考に実践してみてください。

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