豆腐の水抜き方法を6つご紹介!時短のコツや美味しい食べ方とは?
豆腐料理の下準備として取り入れられる水抜きは、そもそもなぜ必要なのでしょうか。今回は、水抜きの必要性を解説しながらおすすめの水抜き方法から時短になるコツ、さらには水抜き豆腐の美味しい食べ方まで順にご紹介します。
豆腐はなぜ水抜きが必要?
豆腐の90%は水分でできています。そのため、豆腐は水抜きをしないでそのまま煮込むと、味が染み込む頃には煮崩れを起こしてしまいます。
そのため型崩れを防ぐためには、水抜きが欠かせません。さらに豆腐は水抜きすると、豆腐に含まれる水分が放出されることで、味が染み込みやすくなります。水抜きは料理の仕上がりにも違いが出る工程です。
【簡単にできる】豆腐のおすすめ水抜き方法
豆腐の水抜きには、さまざまな方法があります。ここからは、誰でも簡単にできる水抜き方法をご紹介しましょう。
電子レンジで加熱する
1つ目は、電子レンジを用いた方法です。キッチンペーパーに包んだ豆腐をお皿に乗せ、電子レンジで約2〜3分で加熱するだけで簡単に水抜きできます。
豆腐自体に熱が加わるので、火を通して調理する料理におすすめです。
重しをのせる
豆腐の水抜き方法2つ目は、豆腐に重しを乗せて水を抜く方法です。重しを乗せて、豆腐を30分程度放置するだけで水抜きができます。
冷えた豆腐を調理したい場合に便利な水抜きの方法です。
沸騰したお湯で茹でる
続いての豆腐の水抜き方法は、湯煎をして水を抜く方法です。沸騰したお湯に豆腐を入れてから5分ほど茹で、ザルに入れて水を切ります。
しっかりと水切りしたい時は、ザルに入れた後に重しを乗せるのがおすすめです。
冷蔵庫に一晩おく
調理時間を短縮したい時には、多めのキッチンペーパーに包んで冷蔵庫の中で一晩置いておくのも良いでしょう。ザルに入れて水切りをすると水が下に落ちてくれるので、しっかり水切りができます。
そのまま冷凍する
豆腐は、冷凍するだけで水抜きが可能です。水分がしっかり抜けるので、固めに仕上がります。また事前に切り分けておくと、調理が簡単になるのでおすすめです。
お肉のような食感が味わえるため、豆腐ナゲットや豆腐ステーキといった料理を作る時にぴったりの水抜き方法と言えます。
豆腐の水抜き用の便利アイテムを使う
豆腐の水抜きは、便利グッズを使って行うこともできます。最近では、水抜き専用のグッズが100円ショップや雑貨店で販売されています。
頻繁に豆腐の水抜きをする場合には、便利グッズを利用して豆腐の水抜きをするといいでしょう。
塩で豆腐の水抜きが時短できる
豆腐は、塩の作用を利用して水抜き時間を短くすることができます。塩は脱水作用があるため、豆腐の水分を外に出すことができます。
そのため、重しを乗せたり一晩おいたりして水抜きをする場合にも塩をかけるだけでしっかり水抜きができます。
豆腐チーズが作れる
水抜きをしっかりした豆腐は、水分が抜けることでねっとりとした質感が楽しめます。それにより、モッツァレラチーズの代わりとなる豆腐チーズが作れます。
豆腐チーズは、トマトやバジルと挟んでカプレーゼにしたりオリーブオイルや塩をかけたりとさまざまな食べ方ができます。
そのほかにも、豆腐クリームや豆腐チーズケーキなど幅広いレシピに活用できるので、乳製品を避けている人におすすめです。
まとめ
豆腐の水抜き方法はさまざまあり、用途やシーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。また水抜きした豆腐は、豆腐を使った料理の下処理以外にも、さまざまな食べ方ができるので、ぜひ参考にしてみて下さい。