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そうめんにおすすめの薬味とは?夏におすすめの栄養効果やレシピを紹介

夏になると食べたくなるそうめんは、小麦粉が原料の麺類です。そんなそうめんは、いつから夏の風物詩となったのでしょうか。この記事では、そうめんが夏に食べられるようになったきっかけを解説しながら、おすすめの薬味とその栄養、そしておすすめのレシピをご紹介します。

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そうめんはいつから夏の風物詩になったの?

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そうめんが夏の食べ物になったのは、夏のイベントである七夕行事が中国から伝わった奈良時代と言われています。また七夕を「たなばた」と読むようになったのは、古事記に登場する特別な織物を作る女性「棚機津女(たなばたつめ)」がきっかけです。

この棚機津女は、七夕物語の中で、自身で織った織物を神様に捧げ、作物の豊作を祈った人物。七夕行事では、策餅というそうめんの原型とされる食べ物を織姫の織り糸や天の川をイメージしてお供えされていました。

そこから現代のそうめんへと変貌を遂げ、夏の風物詩として認知されるようになったと言われています。

栄養価の高いそうめんと薬味の組み合わせ

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シンプルな味わいのそうめんは、薬味を組み合わせることで旨味と栄養を同時に得ることができます。ここからは、そうめんに合う薬味をご紹介します。

そうめん×薬味①:生姜

そうめんにおすすめの薬味1つ目は、生姜です。生姜は、身体を温める作用があり、内側から温めることで全身の血流をよくしてくれます

人は、汗をかくことで体温コントロール機能を正常化させることができます。生姜を摂取して汗で余分な熱を外に出すことにより、夏バテの解消にもつながります

そうめん×薬味②:大葉

そうめんにおすすめの薬味2つ目は、大葉です。大葉には、カロテンが豊富に含まれているため、健康維持はもちろん、皮膚や粘膜を強くする作用があるとされています。

また、抗酸化作用のあるビタミンEを豊富に含んでいるので、エイジング効果も期待できます。さらに紫外線ダメージから肌を守るビタミンCも豊富。これからの時期にぴったりの食材と言えます。

そうめん×薬味③:みょうが

そうめんにおすすめの薬味3つ目は、みょうがです。夏場は、夏バテを起こすことで食欲が落ちやすくなる方も多いでしょう。

みょうがには、胃液の分泌を促して食欲を促進させるαピネンが含まれており、発汗や血液の循環を促します。さらに冷えやむくみの改善にもつながるとされているので、夏に欠かせない食材と言えるでしょう。

夏に食べたいおすすめそうめんレシピ

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ここからは、夏にぴったりのそうめんレシピをご紹介します。

夏バテ中にもおすすめの「塩そうめん」

シンプルな味わいが楽しめる「塩そうめん」は、夏バテの影響で食欲がない時におすすめのレシピです。さっぱりとした味付けに豚肉や卵でスタミナもしっかり補給できる一品です。

    〇材料(1人分)

  • そうめん………………………………………100g
  • お湯(ゆで用)…………………………適量
  • 豚バラ肉(スライス)……………30g
  • ゆで卵……………………………………………1個
    【スープ】

  • 水…………………………………………………200ml
  • ごま油…………………………………………大さじ1
  • 鶏ガラスープの素……………………小さじ2
  • 塩…………………………………………………小さじ1/2
  • すりおろしニンニク………………小さじ1/2
    〇作り方

  • 1.鍋にスープの材料を入れて中火で沸騰させます。スープをボウルに移して粗熱を取り、冷蔵庫で30分程冷やします。
  • 2.ゆで卵を半分に切ります。
  • 3.豚バラ肉を3cm幅に切った後に耐熱ボウルに入れます。ラップをしてから、レンジで500Wの1分30秒程、火が通るまで加熱します。
  • 4.お湯を沸騰させた鍋にそうめんを入れ、パッケージの表記時間に合わせて茹でます。茹であがったら湯切りを行い、流水で洗います。
  • 5.器に水気を切った4を入れ、1を注ぎ、3、2、小ねぎをのせて完成です。

クリーミーな味わいが楽しめる「豆乳坦々そうめん」

「豆乳坦々そうめん」は、クリーミーさとピリ辛感のバランスが程よい夏らしい一品です。コクのあるスープと細い麺が絡み合い、しっかりめの味を楽しみたい方におすすめです。

    〇材料(1人分)

  • そうめん………………………………………100g
  • 豚ひき肉………………………………………150g
    【調味料】

  • しょうゆ………………………………………大さじ1
  • 砂糖………………………………………………小さじ1
  • 料理酒……………………………………………大さじ1
  • すりおろし生姜…………………………小さじ1
  • 豆板醤……………………………………………小さじ1
  • ごま油……………………………………………小さじ1
    【スープ】

  • (A)みそ……………………………………小さじ1
  • (A)鶏ガラスープの素……………小さじ2
  • (A)お湯……………………………………50ml
  • 白すりごま……………………………………大さじ2
  • 調製豆乳………………………………………250ml
    【トッピング】

  • 小ねぎ(小口切り)…………………適量
  • 鷹の爪輪切りラー………………………適量
    〇作り方

  • 準備.そうめんはパッケージの表記時間通りにゆで、水でしめてから、水気を切っておきます。
  • 1.中火で熱したフライパンにごま油をひき、豚ひき肉を炒めます。
  • 2.豚ひき肉に火が通ったら、調味料を加えて中火で炒めます。汁気が無くなるまで煮詰め、豚ひき肉に火が通ったら、火から下ろします。
  • 3.耐熱ボウルに(A)の材料を入れ、混ぜ合わせます。全体に溶けたら、白すりゴマを加え混ぜ合わせ、さらに調整豆乳を加え、混ぜ合わせます。
  • 4.そうめんを盛りつけた器に3を入れ、2を盛りつけます。トッピングを散らして完成です。

まとめ

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今回は、夏に食べたくなるそうめんのはじまりについて紹介しました。またそうめんに合う薬味や夏に嬉しい栄養効果、おすすめのレシピも紹介しましたので、こちらを参考にぜひ食卓に取り入れてみて下さいね。

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