秋は便秘になりやすい?自律神経の整え方やおすすめの食べ物を紹介
季節の変わり目となる秋の時期は、便秘に悩む人も多いですよね。しかしなぜ、秋の時期に便秘になりやすいのかわからないと改善がしにくいものです。今回は、秋に便秘を起こしやすい原因やその対処法におすすめの食べ物をご紹介します。
季節の変わり目である秋は便秘になるってホント?
季節の変わり目は、便秘になりやすい時期と言われています。特に夏から秋にかけての時期は、残暑が続くこともあり、冷たい飲み物や食べ物を多く摂取する傾向があります。
身体を冷やすと、血流が滞って代謝も低下。それによってうまく便が排出できなくなり、便秘を起こしやすくなってしまうのです。
寒暖差が激しくなるのも便秘を起こす原因
秋口は日中の暑さが残るものの、朝晩が冷えやすくなり、寒暖差が激しくなります。暑さに慣れていた身体は、急な冷えを感じると身体が気温についていけなくなり、血流の悪化にも影響を及ぼします。
そのため、血行不良は胃や腸の働きが弱めることで、便秘を起こす原因となるのです。
自律神経の乱れが便秘を起こしている可能性も?
夏から秋の時期は、暑さによる不快感やだるさが原因で心身共にストレスが溜まることにより、自律神経も乱れやすくなる場合が多いでしょう。
自律神経の乱れは、腸が収縮する運動で排泄を促す働きを持つぜんどう運動のバランスも乱れやすくします。ぜんどう運動が乱れると腸の働きが低下するため、便秘など腸の不調を起こします。
自律神経が乱れる原因や秋バテについては、こちらでも解説しています。
秋におすすめの自律神経の整え方
身体が冷えやすい秋の時期は、湯船に浸かって身体の緊張をほぐし、十分な睡眠を摂るのがおすすめです。自律神経は身体を温めてリラックスさせることにより、副交感神経が働きやすくなります。
また朝晩の暑さが落ち着くので、適度な運動を取り入れるのもおすすめ。しっかり太陽を浴びて規則正しい生活を送ると、自律神経が整いやすくなります。
秋の味覚で便秘解消!おすすめの4つの食べ物
便秘解消をするには、食事に気をつけるのもおすすめです。ここからは、秋が旬の便秘解消に役立つ食べ物をご紹介します。
便秘におすすめの食べ物①:さつまいも
さつまいもは、食物繊維が豊富な芋類の一種。腹持ちが良く主食の代わりになるので、ダイエット中におすすめです。またさつまいもには、ヤラピンと言われる腸のぜんどう運動を促して、便を柔らかくする働きのある成分が含まれています。
便秘におすすめの食べ物②:きのこ類
きのこ類は、水溶性の食物繊維が豊富な食材です。腸内の善玉菌を増やす役割があり、短鎖脂肪酸の産生も助けてくれます。きのこ類は、スープに入れたりご飯に混ぜたりと、さまざまな食べ方があるのもポイント。毎日食べても飽きにくい食材なので、積極的に取り入れてみましょう。
便秘におすすめの食べ物③:ごぼう
ごぼうは、さつまいもよりも食物繊維が豊富な食材としても知られるほど、含有量が多い食材。不溶性・水溶性食物繊維のどちらもバランスよく含んでいます。
不溶性の食物繊維が胃や腸で水分を吸収して大きく膨むことにより、便のかさを増やします。さらに水溶性食物繊維が便を柔らかくしてくれるので、便が出やすくなるのもポイント。たまに出ても便の量が少ないという人におすすめです。
便秘におすすめの食べ物④:りんご
食物繊維は、りんごにも含まれています。りんごに含まれる食物繊維には、善玉菌を増やしながら悪玉菌を減らす働きがあります。
またカリウムも豊富に含まれているので、便秘の原因のひとつでもあるむくみの解消につながるのも摂取するメリットのひとつ。甘いものが食べたい時は、りんごを食べるようにしましょう。
まとめ
秋は、残暑による暑さや朝晩の寒暖差によって身体が疲れやすい時期です。便秘を起こしやすいとされているので、今回ご紹介した自律神経の整え方やおすすめの食べ物で、心身の健康を意識しながら、便秘解消を心がけましょう。
その他の便秘対策について、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。