正月太りにはマグネシウムダイエットが効果的?理由と方法を解説
正月太りにお悩みの方は多いのではないでしょうか。正月太り解消やダイエットには、基礎代謝を向上させる働きをもつマグネシウムの摂取がおすすめです。 今回は、正月太りの原因や解消方法としてマグネシウムダイエットのやり方を紹介します。
ダイエットしている人の中には、お正月は嬉しいけれど食べすぎてしまう、と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。実は、正月太りはポイントさえ押さえれば、解消しやすくなります。
そこで、この記事では正月太り解消に適したダイエット方法をご紹介します。そのうち、マグネシウムダイエットについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
正月太りの3つの原因
「正月太り」と呼ばれるほど、太りやすい時期であるお正月。なぜ、ここまで短期間で体重が増えやすいのでしょうか。ここでは、正月太りする3つの原因を解説します。
味付けの濃い料理やお酒の摂取過多
お正月に食べるおせちをはじめとした正月料理は、実は保存できるように非常に多くの調味料を使用しています。砂糖や醤油を多く使っているため、中性脂肪を溜めこみやすく、むくみやすくなります。
また、濃い味付けの料理を食べるとお酒が進みやすくなることも。アルコールには食欲増進の作用があるため、濃い味付けの食事とお酒は、思った以上に食べすぎてしまう組み合わせといえるでしょう。
生活習慣の乱れ
お正月は、家でゆったり過ごしたくなりますよね。その結果、運動不足や睡眠不足など生活習慣が乱れてしまう人が多くいます。
運動不足になると、摂取カロリーを消費しにくくなります。また、睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、代謝が落ち、食欲が増しやすくなります。生活習慣の乱れは、思っている以上に太りやすさにつながるのです。
冬の寒さ
寒い時期は、体温を保つために身体が皮下脂肪を貯めこもうと働きます。また、寒さから運動したり活動したりする意欲も低下し、カロリー消費が減り、太りやすくなるのです。
正月太りに適したダイエット方法
正月太りの原因を踏まえ、正月太りに適したダイエット方法を食事面、生活面から解説します。
食事面
味付けの濃い食事やお酒が多くなりがちなこの時期には、意識的にミネラルを摂取することがおすすめです。ミネラルには代謝を高めたり、神経や筋肉機能を調節・強化してくれたりする役割をもっています。
特に正月太りにおすすめのミネラルは、マグネシウムです。マグネシウムについては後ほど詳しく解説しますので、最後までぜひご覧ください。
生活面
生活習慣は、正月太りの3つの原因で解説した睡眠不足や運動不足、冷えの解消を意識しましょう。特にお正月には億劫になりがちなダイエット。以下に、取り入れやすいダイエットの具体例を挙げてみました。
- ・ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を取り入れる
- ・規則正しい生活を意識する
- ・38~40℃程度の湯船にゆっくり浸かる
すべてをやるのは辛いという方は、まず湯船に浸かることや睡眠時間のリズムを整えるなど、簡単にできることから始めてみると良いかもしれません。
正月太りを解消するポイント「マグネシウムダイエット」の効果とは
最後に、正月太りに適しているダイエット方法である「マグネシウムダイエット」の概要と効果について紹介します。
マグネシウムダイエットとは
マグネシウムダイエットとは、基礎代謝を向上させて痩せる方法です。
そもそも、マグネシウムは必須ミネラルの一つです。その中でもマグネシウムはダイエットに適したミネラルといわれています。なぜなら、糖分・脂質の物質代謝やエネルギー代謝をする際の酵素反応に、マグネシウムが欠かせないためです。つまり、マグネシウムは代謝を向上させてくれる働きがあるのです。
そのため、マグネシウムダイエットでは、「筋肉の材料であるたんぱく質+代謝する際に必要なマグネシウム」を摂取し、基礎代謝を向上して痩せることを目指しています。
マグネシウムダイエットが正月太り解消に適している理由
正月料理は、砂糖や塩分が多く食物繊維の少ない食事になりがちです。砂糖の過剰摂取により血糖値が上がると中性脂肪を溜めこみやすくなり、食物繊維が少ないと、便秘やむくみにつながります。
実は、マグネシウムには代謝を向上させるだけでなく、こうした身体の状態を解消する働きをもっています。脂肪分を体外に排出する効果をもち、便秘やむくみにも有効であるため、正月太り解消にぴったりのミネラルなのです。
しかし、塩分過多な食事が続く正月においては、マグネシウムの多くが排出されてしまい、体内では常に不足しがちです。たんぱく質や食物繊維とともに、マグネシウムも意識的に摂取することで正月太りの解消が期待できます。
マグネシウムが豊富に含まれている食品の具体例
それでは、マグネシウムはどの食品に多く含まれているのでしょうか。マグネシウムが豊富に含まれている食品の一例をまとめました。
- ・海苔
- ・ひじき
- ・豆類
- ・五穀
- ・豆腐
- ・にがり
マグネシウムを多く含む食品は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
マグネシウムダイエットのやり方
マグネシウムダイエットのやり方は、1日のマグネシウム摂取量を摂取するだけと非常に簡単です。マグネシウムを適量摂取し、基礎代謝を向上させたうえで、生活習慣を見直すことで、さらに痩せやすい身体づくりにもつながるでしょう。
日本人のマグネシウム摂取量は、女性(30~49歳)で約290mg/日以上が推奨されているところ、約80mg/日以上であり、慢性的に不足しています。そのため、1日に数回に分けて100mgを摂取すると良いでしょう。
摂取しすぎても基本的には体外に排出されるため、通常の食品からの上限量は定められていません。ただし、サプリメントなどで摂取しすぎると下痢になることもあるため注意しましょう。また、腎機能が低下している人は医師に相談することがおすすめです。
マグネシウムダイエットは、以下の記事で、より詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
正月太りは、「食事」「生活習慣」「寒さ」の3つが原因です。これらの原因を改善することで、正月太りを防ぎ、ダイエットにもつながります。特に、生活習慣を見直す際には、マグネシウムを摂取することでより効果を発揮してくれるでしょう。これから迎えるお正月に向けて、食事に気をつけてみてはいかがでしょうか。