簡単フレーバーソルトで、料理をワンランクアップ!おすすめレシピもご紹介
料理やサラダにひと振りするだけで、美味しさがぐっと引き立つフレーバーソルト。名前のとおりさまざまな味や香りが楽しめる塩として人気です。塩にハーブやスパイスを加えて作るため、商品として販売されているものが多いのですが、自宅でも簡単に作れることをご存じですか? 今回は、deepure編集部おすすめフレーバーソルトの作り方と、お料理レシピをご紹介します。
フレーバーソルトって?自分でも作れるの?
フレーバーソルトは別名「シーズニング」「シーズニングソルト」とも呼ばれている調味料です。「シーズニング」とは英語で「味付けする」という意味の動詞で、そこから転じて粉末の調味料、乾燥した調味料のことを指す言葉になりました。現代では、塩にスパイスやハーブなどを混ぜ合わせて作られる、ミックス調味料のことを表します。
市販のものでは、万能調味料として知られる「クレイジーソルト」などが有名です。また、日本でよく知られる「梅塩、カレー塩、桜塩、わさび塩、レモン塩(レモンソルト)」などもフレーバーソルトの一種です。
フレーバーソルトは市販のものを買うだけでなく、自分でも作れます。塩とお好みの材料を混ぜるだけで、簡単にバラエティあふれるフレーバーソルトが完成!もちろん、塩と材料の組み合わせを変えれば、さまざまなフレーバーソルトを作れます。
※今回は、さらさら小粒の「天塩やきしお」を使用しました。
ハーブソルト
塩と、タイムやスイートバジルなどお好みのハーブを「3:1」の割合でよく混ぜるだけ!
- <作り方>
- 1.トマトをくし切りにする
- 2.器にトマト、バジル、モッツァレラチーズ(一口タイプ)を盛り付け、ハーブソルトをふってエキストラバージンオリーブオイルを回しかける。
その他、肉や魚のソテー、ローストの下味などにもおすすめです。フレッシュなハーブを使うとより鮮やかな香りを楽しめますが、そのぶん傷みやすいので注意が必要です。フレッシュハーブを使う場合は冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。
ハーブソルトの使い方については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
唐辛子塩・山椒塩
大人の味わいを楽しみたい方や、和風の味付けに合わせたい方には、唐辛子塩や山椒塩がおすすめです。特に、揚げ物や焼き物に添えて使うとさっぱりとした香り・味わいになります。
●唐辛子塩
塩と一味唐辛子を3:1の割合でよく混ぜます。
使用例:天ぷら、フライ、肉や魚のソテー、スパゲッティ、生野菜など
●山椒塩
塩と粉山椒を3:1の割合でよく混ぜます。
使用例:天ぷら、フライ、中華風揚げ物、中華粥など
- <作り方>
- 1.鶏もも肉とお好みの野菜を食べやすい大きさに切って串にバランスよく刺す。(今回はパプリカを使用)
- 2.フライパンにサラダ油を熱し、1.の串を並べて蓋をして弱火~中火で3分ほど蒸し焼きにする。
- 3.蓋を取り、裏返して中火で肉に火が通るまで焼く。上下を返しながら両面に焼き色を付ける
- 4.お皿に入れ、唐辛子塩や山椒塩を付けていただく。
あつあつの焼き鳥に、ピリッとアクセントを加えてくれる唐辛子塩や山椒塩。お肉にもお魚にも合うので、毎日使いやすいですよ。
青のり塩
お好み焼きや焼きそばなどで使うものの、あまりがちな青のり。塩と混ぜてフレーバーソルトにすれば、さまざまな料理に風味を添えられます。
作り方は他のフレーバーソルトと同じで、塩と青のりを3:1の割合でよく混ぜるだけ。
- <作り方>
- 1.塩を付けずにおにぎりを作る。
- 2.お皿に盛り付け、青のり塩をかける。
その他、ご飯のふりかけ、天ぷら、ポテトサラダなどにもおすすめです。アイデア次第でさまざまなアレンジを楽しんでくださいね。
オリーブオイル塩
オリーブオイルと塩をあらかじめ混ぜておけば、爽やかな風味のフレーバーソルトになります。
作り方は、塩にエキストラバージンオリーブオイルをかけるだけ。割合はお好みで構いません。
- <作り方>
- 1.スライスしたサーモン、ベビーリーフをお皿に盛り付ける。
- 2.オリーブオイル塩を回しかけ、お好みでピンクペッパーなどを飾り付ける。
その他、バターの代わりに食パンやフランスパンにつける、生野菜、冷奴などもおすすめです。
まとめ
フレーバーソルトはシーズニングとも呼ばれ、スパイスやハーブの風味を活かした調味料として市販されています。今回は、自宅でも簡単に作れて幅広い料理に使えるフレーバーソルトをご紹介しました。ぜひ、いつもの料理をフレーバーソルトでワンランクアップしましょう。