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りんごの持つパワーに注目!りんごを使った絶品塩スイーツレシピ

昔から適量のりんごが身体に良いことは、さまざまな国で知られていました。イギリスでは「1日1個のりんごを食べれば医者はいらない」ということわざがあるほどです。そこで今回は、りんごを使った塩スイーツのレシピをご紹介します。美味しくて身体にもいいりんごのパワーを、ぜひ絶品スイーツとともに取り入れてみてくださいね。

りんごを食べると健康美人になれる!?

りんごには、健康にも美容にもさまざまな良い効果が期待できるとされています。まずは、りんごに含まれるさまざまな成分がもたらす良い効果について見ていきましょう。

りんごに期待される効果

りんごには、以下のような健康効果が期待できます。

  • ・動脈硬化など、生活習慣病の予防
  • ・高血圧の予防
  • ・貧血予防
  • ・便秘の解消に
  • ・胃腸をやさしく整える
  • ・美しい肌をつくる

りんごに含まれるカリウムやペクチンが、腎臓病・糖尿病・高血圧など生活習慣病のリスクを抑えます。また、カリウムが多く含まれているため、体内の余分なナトリウムを体外に排出してくれる働きがあります。さらに、ビタミンCなどが鉄分の吸収を高め、有機酸が貧血予防に効果的です。

また、りんごの繊維は腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やして腸のリズムを整え、便通をよくする効果が期待できます。他にもりんごには胃酸の量を増やしたり中和したりする働きがあるほか、美肌効果が期待できるりんごのポリフェノールが含まれています。

りんごポリフェノールとは

抗酸化物質であるりんごポリフェノールには、動脈硬化を抑える、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える、虫歯の原因となる歯垢形成酵素の働きを抑える、肌を白くするなどの作用があります。ポリフェノールの一部は皮に近い部分に多いとされるため、皮ごと食べるのもおすすめです。

りんごを使った塩スイーツレシピ4選

りんごには、さまざまな健康・美容効果があることがわかりました。そこで、りんごを使った塩スイーツレシピを4つご紹介します。絶品塩スイーツで、美味しくりんごパワーを取り入れましょう

塩りんごケークサレ

  • <材料>(2人分)
  • りんご 1/2個
  • カマンベールチーズ 30g
  • クリームチーズ お好みで少々
  •  
  • ☆A
  •  卵 1個
  •  豆乳 30ml
  •  溶かしバター 10g
  •  砂糖 大さじ1
  •  塩 小さじ1/4
  •  紅茶(アールグレイ)の茶葉 ティーパック1/2分
  •  
  • ☆B
  •  薄力粉 100g
  •  ベーキングパウダー 小さじ1
  • <作り方>
  • 1.りんごは芯を除き、皮つきのまま薄切りにする。(約5mm幅)
  • 2.ボウルにAを入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
  • 3.2.にBをふるいながら入れ、ゴムベラでさっくりと切るように、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
  • 4.フライパンにオリーブオイルをひいて生地を流し入れ、スライスしたりんごを並べる。カマンベールチーズを手でちぎり、全体にまんべんなくのせる。フタをして弱火で焼き、きつね色になったらひっくり返して裏面も同様に焼く。
  • 5.6等分に切り分け、上にお好みでクリームチーズをのせてできあがり。

ケークサレとは、フランス語で”塩味のケーキ”という意味です。見た目はケーキ、味は塩気のあるデリ風塩味ケーキは、甘さ控えめで食事にもおすすめ。ティータイムにお茶菓子として楽しむなら、メープルシロップやはちみつをかけるのも美味しいですよ。

シードルのソルティゼリー

  • <材料>(プリンカップ3~4個分)
  • シードル 200ml
  • 水 100ml
  • きび砂糖 25g
  • 塩 ひとつまみ
  • 粉ゼラチン 5g
  • 角切りりんご 適量
  • ミントの葉 お好みで少々
  • <作り方>
  • ☆準備
  • ・シードルは冷蔵庫で冷やしておく。
  • ・粉ゼラチンは水大さじ2(分量外)にふり入れてふやかしておく。(※ふやかす必要のないゼラチンの場合はこの工程は省く)
  •  
  • 1.鍋に水150ml、きび砂糖、塩を入れて中火にかけ、混ぜながら溶かす。沸騰直前で火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて、だまにならないようよく混ぜて溶かす。
  • 2.ボウルに氷水を入れ、1.の鍋を入れて底に氷水をあてながら冷ます。粗熱が取れたらシードルを注ぎ、静かに混ぜる。
  • 3.カップに等分に注ぎ、角切りりんごを入れて冷蔵庫で冷やし固める。
  • 4.お好みでミントの葉を飾ってできあがり。

シードルは、りんごの果汁を発酵させたフルーティな味わいの発泡酒。塩をひとつまみ加えることで、やさしい甘さがよりいっそう引き立ちます。見た目も爽やかな大人味のゼリーは、おうち時間のリラックスタイムにもぴったりです。

ひとくち塩りんご飴

  • <材料>(りんご1個分)
  • りんご 1個
  • 砂糖 50g
  • 水 30ml
  • 塩(※さらさらの塩がおすすめ) 適量
  • <作り方>
  • 1.りんごをよく洗い、水分をしっかり拭き取ってひとくちサイズに切り分け、芯を取る。
  • 2.竹串を皮面と反対面に刺す。
  • 3.砂糖と水をフライパンに入れて混ぜ、中火にかける。砂糖が溶けてカラメル色になってきたら火を止めてりんごをくぐらせ、皮の部分にしっかり飴を付ける。すぐに固まるのでクッキングシートやバットに置いて冷ます。
  • 4.塩を振ってできあがり。

姫りんごがなくても、普通のりんごを使って手軽に楽しめるひとくちサイズの塩りんご飴です。塩をかけることで、甘じょっぱい味わいが楽しめますよ。今回は赤穂の天塩の「シャイニーソルト」を使用しました。カットしたりんごなので、全体に飴を付けると果肉の部分から水分が出て飴が固まりにくくなってしまうため、皮の面だけに付けるのがポイントです。

塩りんごジャム

  • <材料>(ジャム瓶1つ分)
  • りんご 250g
  • 塩 1g
  • 三温糖 100g
  • レモン汁 小さじ2
  • 水 100ml
  • <作り方>
  • 1.りんごは皮ごと1㎝角に切る。
  • 2.鍋にりんご、塩、三温糖、レモン汁、水を入れて全体を混ぜて中火にかけ、水気が少なくなるまで煮詰める。
  • 3.粗熱がとれたらできあがり。

塩でりんごと三温糖の甘さがより引き立つジャムです。バケットにのせたりアイスやヨーグルトにかけたりと、いろいろなアレンジが楽しめますよ。今回はバケットにのせて、クリームチーズと一緒にいただきました。

まとめ

りんごの持つパワーは動脈硬化予防・貧血予防・整腸作用・美肌とさまざまで、りんごに含まれる抗酸化物質、ポリフェノールも注目されています。りんごは甘いので、塩を混ぜると甘みが引き立つほか、食事にもできてアレンジが豊富です。ぜひ、今回ご紹介したレシピで、美味しいりんごの塩スイーツを味わってみてくださいね。

監修者プロフィール

野中香映
野中香映

「にがり普及委員会」でにがり・マグネシウムの健康情報を発信しています。グルメツアーで各地の塩やにがりを研究中。ライフワークは、「マグネシウム」というミネラルをカルシウムと同じくらいの知名度にすること。

Instagram:@shiny_salt

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