生野菜の保存方法とは?鮮度を保つおすすめのコツを紹介!
野菜の保存が難しい夏場は、生野菜の保存方法に困る方も多いでしょう。これから旬を迎える夏野菜は、みずみずしくて水分が豊富な野菜で、市場に多く出回ります。そこで今回は、生野菜の鮮度を保つおすすめの保存方法について、野菜の種類別でご紹介しましょう。
【種類別】生野菜の鮮度を保つおすすめの保存方法
生野菜の鮮度を保つにはコツと工夫が必要です。ここからは、おすすめの保存方法を野菜の種類別でご紹介します。
おすすめの保存方法①:トマト
冷気に弱い食材であるトマトは、20度くらいの常温で保存するのがおすすめです。気温が高い真夏は、1つずつキッチンペーペーで包んだトマトをビニール袋に入れ、冷気が直接当たらないようしながら冷蔵庫で保存するといいでしょう。
おすすめの保存方法②:ナス
ナスは水分を逃がさないよう、1本ずつラップに包む、もしくは新聞紙に包んでから保存袋に入れて野菜室で保存するのがおすすめです。
また表面に水滴がついている場合は、必ず拭き取ってから保存するのがポイント。水滴がついたままだと痛む原因になるので注意しましょう。
おすすめの保存方法③:レタス
レタスの場合は、小麦粉を使用する方法がおすすめです。芯を包丁で軽く切り落とし、切った断面に小麦粉をまぶすことで、レタスの水分が逃げにくくなります。そのため、丸ごと購入したレタスがすぐに萎びてしまうと感じる方におすすめです。
この方法を取り入れるだけで、3週間ほど鮮度さをキープすることができます。
おすすめの保存方法④:かぼちゃ
カットしていない丸ごとかぼちゃは、常温で保存することが可能です。保存するのに適した温度は10度前後で、風通しがよく涼しい場所を選ぶのがおすすめ。
またカットしたかぼちゃを保存するには、種とワタをスプーンでくり抜いてからキッチンペーパーで水分を拭き取り、ラップで包んで保存するといいでしょう。種とワタが残ったまま保存するとすぐ傷んでしまいますが、取り除いてから保存することで長持ちします。
おすすめの保存方法⑤:きゅうり
きゅうりを長く保存するには、低温と水分を避けることがポイントです。まずはしっかり水分を拭き取り、1本ずつキッチンペーパーか新聞紙で包みましょう。
そして牛乳パックなどの容器に立てて冷暗所で保存するのがおすすめです。きゅうりは、ぶら下がって実になるため、育った環境と同じように立てて保存すると、長持ちしやすくなります。
おすすめの保存方法⑥:ピーマン
ピーマンは、傷みが移りやすい野菜です。そのため、袋のまま保存するのは避けましょう。正しいピーマンの保存方法は、洗ったピーマンの水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、新しいキッチンペーパーで一つひとつ丁寧に包みます。
さらにポリ袋に入れて野菜室に入れておくと、買った時の鮮度が3週間ほど続いてくれます。
生野菜サラダの保存方法は?
カットした生野菜のサラダを保存するには、お酢やレモンをかけておくのがおすすめです。食卓で余ったサラダを冷蔵庫で保存すると、雑菌の繁殖がしやすくなります。
お酢やレモンには、繁殖予防や殺菌作用を持つ酸が含まれているため、保存前にかけておくといいでしょう。また保存容器は、容器を熱で消毒しておくのもポイント。そのまま容器を使うと付着した菌が繁殖し、食中毒を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
生野菜は冷凍保存できる?
生野菜は、冷凍保存が可能です。洗った野菜を調理しやすい大きさにカットしてから冷凍すると、解凍せずに加熱調理できるので非常に便利です。また栄養も損なわずに摂取できるので、栄養も余すことなく取り入れることができます。
しかし生野菜は、全ての種類が保存可能なわけではありません。水分が多いトマトやきゅうり、ナスなどは、冷凍してしまうと調理中にくずれやすくなるため、冷凍は避けましょう。
まとめ
生野菜は、種類によってもおすすめの保存方法が異なります。それぞれの野菜にあった保存を行うことで、長く鮮度を保つことができます。今回ご紹介した保存方法を参考に、新鮮な生野菜をキープしましょう。