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秋が旬のさつまいもには健康・美容効果が豊富!おすすめのレシピも併せて紹介

秋の食材といえば、さつまいもを思い浮かべる人も多いでしょう。そんなさつまいもには、健康や美容に嬉しい栄養素が豊富に含まれていることを知っていますか。こちらの記事では、さつまいもの基本を解説しながら、効果が期待できる栄養やおすすめのレシピをご紹介します。

さつまいも 落ち葉

秋に食べたいさつまいもについて

さつまいもは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物。多年生植物なので、1度植えると2年以上にわたって作物が生育します。さつまいもの旬は、9月~11月頃。デンプンなどの糖質が主な成分なので、主食の代わりに取り入れられます。また腹持ちが良く、栄養価が高い作物なので、ダイエット中に食べるのもおすすめです。

秋が旬のさつまいもの種類

さつまいも 紅葉
秋が旬のさつまいもには、さまざまな種類があります。ここからは、主なさつまいもの種類と味の特徴をみていきましょう。

さつまいもの種類①:紅あづま

紅あづまは、茨城県や千葉県といった関東地方を中心に多く栽培されている品種。ホクホクとした食感が特徴で、一般的に主流なさつまいもの種類です。

さつまいもの種類②:紫いも

紫いもは茨城県や千葉県のほか、宮崎県でも栽培されている品種です。全体に紫色をしており、あっさりとした味わいをしています。また、抗酸化作用を持つ「アントシアニン」が豊富なのも特徴です。

さつまいもの種類③:鳴門金時

鳴門金時は、徳島県の鳴門で栽培されている品種。優しい甘みとホクホク感が特徴で、焼き芋やスイーツにおすすめの種類です。

さつまいもの種類④:紅はるか

紅はるかは、茨城県や宮崎県、大分県で栽培されているさつまいもです。糖度が高くねっとりとした食感が特徴。甘みが強いので、焼き芋に最適な種類と言えます。

さつまいもの種類⑤:安納芋

安納芋は、種子島の西之表市にある安納地区が発祥のさつまいも。しっとりとした食感にしっかりとした甘みがポイント。焼き芋にするのはもちろん、スイートポテトや芋きんとんとして味わうのもおすすめです。

さつまいもの薬膳効果とは

さつまいもは、薬膳としての効果も期待できます。薬膳の考え方を踏まえると、さつまいもの味は「甘」、性質は「平」と温寒のどちらにも偏らない作物として考えられます。

またさつまいもは、「健脾・補気」の効能が期待できるので、胃腸の働きを高めて気力を補ってくれる作物と言われているのもポイント。便秘改善に役立つことでも知られています

さつまいもに含まれる栄養と効果

さつまいもごはん
ここからは、さつまいもに含まれる栄養とその効果について解説します。

ビタミンC:生活習慣病の予防

さつまいもには、100gあたり29mgのビタミンCが含まれています。さつまいものビタミンCは、デンプンに守られることにより、熱で壊れにくい特徴があります。

さらにがんなどの生活習慣病予防効果も期待できるため、食事が偏っている人や運動不足ぎみの人におすすめです。

食物繊維・ヤラピン:便秘改善

食物繊維やヤラピンは、便秘改善におすすめの栄養素。とくにヤラピンは、腸の働きを促進し、便を柔らかくするため、なかなか便秘が解消されない人におすすめです。

また食物繊維は、コレステロールを体外へと排出する働きもあるので、生活習慣病予防にも役立ちます

カリウム:むくみ改善

さつまいもには、ナトリウム(塩分)を体の外に出すカリウムも豊富です。そのため、むくみ改善したい人にもおすすめ。むくみが溜まると、血流の妨げや代謝を低下させる場合があります。

とくにダイエット中は、むくみを改善させて、代謝をアップさせると効率よく体重や体脂肪が落としやすくなるので、主食の代わりに取り入れると良いでしょう。

ビタミンC・E:肌トラブル改善

肌トラブルを改善させるには、肌の代謝を促進させるビタミンCが必要です。秋の時期は、夏に引き続き紫外線が多く降り注ぐので、メラニンを多く吸収しやすいです。

秋が旬のさつまいもを摂取して、メラニンの生成を防ぐようにしましょう。またビタミンEには抗酸化作用があるので、若々しい肌をキープしたい人にもおすすめの栄養素です。

季節料理におすすめ!秋の献立に役立つレシピ

続いては、秋が旬のさつまいもを使ったおすすめのレシピをご紹介します。

鶏肉+トマト+さつまいも

低カロリー高タンパクな鶏肉とリコピンやクエン酸が豊富なトマトの組み合わせたボリューム満点の一品です。

    〇材料(2人分)

  • □鶏もも肉……………………………………………150g
  • □トマト…………………………………………………1個
  • □さつまいも………………………………………小1本(約150g)
  • □しょうゆ……………………………………………大さじ1
  • □水…………………………………………………………大さじ2
    〇作り方

  • 1.鶏もも肉は一口大に切り、フライパンに入れてしょうゆ大さじ1をなじませ、5分ほど置く。
  • 2.さつまいもは皮ごとよく洗って5mm幅くらいの輪切りにし、水に5分ほどらしてよく水気を切っておく。トマトは乱切りにする。
  • 3.1.のフライパンに2.と水大さじ2を入れて蓋をして中火にかけ、煮立ったら弱火にして水気がなくなるまで蒸す。(目安8分)
  • 4.器に盛り付けてできあがり。

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ビタミン・ミネラルたっぷり「あさりのジンジャーミルクスープ」

ビタミンやミネラルが豊富な美肌スープ。クリーミーなコクと生姜のバランスが絶妙な一品です。

    〇材料(2人分)

  • □あさり………………………………………………100g
  • □玉ねぎ………………………………………………1玉
  • □さつま芋…………………………………………1本
  • □しめじ………………………………………………1パック
  • □生姜……………………………………………………2かけ
  • □バター………………………………………………大2
  • □酒………………………………………………………大4
  • □洋風スープの素………………………………大2
  • □ローリエ……………………………………………1枚
  • □牛乳……………………………………………………800mL
  • □塩…………………………………………………………少々
  • □パセリ…………………………………………………少々
    〇作り方

  • 1.生姜はみじん切り、さつま芋、玉ねぎは2cmの角切りに、しめじは石づきを取ってほぐす。
  • 2.鍋にバター、生姜を入れ弱火で香り出し、香りが出たらあさり、玉ねぎ、さつま芋、しめじを入れて炒める。
  • 3.酒を振り炒め、牛乳、ローリエ、洋風スープの素を入れて煮る。
  • 4.最後に塩で味を整え、器に盛ってパセリを散らす。

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まとめ

さつまいもスープ
さつまいもには、ビタミンCや食物繊維以外にもビタミンB群やカルシウムなども豊富に含まれています。栄養バランスのいい食材なので、健康を考えながら美肌や美ボディを目指したい人は、ぜひ積極的に取り入れてみて下さいね。

その他、秋の味覚についてこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。



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