余ったお餅が絶品に!厳選した簡単アレンジレシピを紹介
お正月のお餅を余らせてしまったご家庭も多いのではないでしょうか。せっかくのお餅も飽きてしまうとおいしさが半減してしまいます。そこで、今回はお餅の簡単アレンジレシピやお餅とおすすめの食べ合わせ食材、お餅の正しい保存方法を紹介します。
お正月と言えばお餅を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。日本人にとって欠かせない食材である一方、お正月を過ぎてしまうと食べる機会があまりなくなりますよね。せっかく買ったお餅が余ってしまったというお悩みの声もよく聞きます。
そこで、この記事では、余ったお餅の簡単アレンジレシピを紹介。また、お餅の保存方法についても解説します。
簡単!誰でも作れる余ったお餅のアレンジレシピ
ここから、誰でも簡単に作れるおすすめのレシピを紹介します。お餅に飽きてしまった方でもおいしく食べられますので、ぜひ作ってみてください。
おもちdeおかき
おもちdeおかきは、おやつとしてサクサク食べてしまう一品。使用する調味料や材料も少ないため、簡単に作れます。たくさんお餅が残っている人には特におすすめのレシピです。
【材料】
- ・切り餅・・・4個
- ・ごま油・・・大さじ1
- ・+お好みの味付け
- (今回は青のりと粉チーズです)
【作り方】
- 1. 1cm角に切り餅を切りごま油を加える
- 2. アルミホイルの上に1を並べる(くっつかないように間隔をあけて並べる)
- 3. トースター170℃15分~20分焼く
- 4. ボウルに半分量の切り餅を入れ青のりと塩と混ぜ合わせる
- 5. 残りの半分の切り餅と粉チーズを混ぜ合わせる
もちもちフレンチトースト
もちもちフレンチトーストは、お餅のもちもちとした食感を活かしたスイーツ好きにはたまらない一品です。おしゃれな朝食を楽しみたい方にもおすすめです。
【材料】
- ・切り餅・・・100g
- ・グラニュー糖・・・30g
- ・牛乳・・・100cc
- ・はちみつ・・・20g
- ・たまご・・・2個
【作り方】
- 1. 切り餅100gを3cm角に切る
- 2. ボウルに牛乳と1を入れ、ラップをかぶせて600Wで3分半温める
- 3. 卵を割りよく溶く
- 4. レンジからボウルを取り出し固形物がなくなるまで混ぜる
- 5. 4がとろっとしたらグラニュー糖とはちみつを4に混ぜ合わせる
- 6. 3を5に混ぜ合わせる
- 7. フライパンにバターを引き、生地を適量入れ、焼く
- 8. きつね色になったら完成!
- 9. お好みで粉糖やはちみつをかけてもOK
お餅とおすすめの食べ合わせ食材
お餅を食べる正月は、運動不足や生活習慣の乱れなどもあり、太りやすい季節です。そして、お餅自体も炭水化物を多く含んでいるために腹持ちが良い反面、食べ過ぎると太りやすくなってしまいます。
炭水化物は糖質と食物繊維を合わせた総称ではありますが、お餅の場合には1個(50g)のうち糖質が24.75g、食物繊維が0.4gとほとんどが糖質です。糖質を食べると血糖値が上がり、脂肪を溜めこみやすくなります。
そのため、お餅を食べる際には糖質の吸収を抑える水溶性食物繊維や、血糖値の急上昇を防ぐたんぱく質を含む食べ物と一緒に食べることがおすすめです。以下に、それぞれの食材の例をまとめました。
- ・水溶性食物繊維を含む食材:キウイやみかん、いちご、根菜、こんぶなどの海藻類、キノコや大麦
- ・たんぱく質を含む食材:肉(鶏ささみ・鶏むね肉、赤身肉など)や魚(カツオやアジ、サバなど)、たまご、大豆製品
お餅と一緒に食べるなら、野菜たっぷりのお雑煮や海苔を巻いた磯辺焼きなどがおすすめです。
余ったお餅を長持ちさせる!正しい保存方法
個別包装されたお餅であれば、密閉されているため長期保存できるものが多くなっています。その一方、個別包装されていないお餅や自家製のお餅、開封したお餅は適切に保存しないと、すぐにカビが生えてしまいます。そこで、ここではカビが生えないようにお餅の保存方法について紹介します。
個別に包み、冷凍庫で保存する
まず最も簡単な方法が、冷凍庫で保存する方法です。
- 1. お餅を一つずつラップで包む
- 2. 包んだお餅をフリーザーパックなど密閉できる袋に入れる
- 3. 冷凍庫で保存
カビの原因となる酸素を完全に断つために、お餅にラップを密着させましょう。フリーザーパックも同様に空気をしっかり抜いてから封をしてください。
また調理する際には、室温で半解凍してから調理すると、おいしく食べられます。
水の入った容器に入れて保存する
水餅にして保存することでも、カビの発生を抑制できます。
- 1. プラスチック製の食品保存容器にお餅を入れる
- 2. お餅が浸るように水を入れる
- 3. 冷蔵庫や冷暗所で保存
水に浸すことで酸素を完全に断ち、カビの発生を防ぎます。そのため、お餅が出てしまうとカビが発生してしまうため、きちんと浸るように水を加えましょう。
また、保存容器内の水が腐ってしまうのを防ぐために、毎日水を取り替えることが必要です。
保存後にお餅を柔らかく、おいしく戻す方法
保存後、お餅が硬くなってしまうこともあるかもしれません。その場合にも簡単に柔らかくできます。
- 1. 耐熱容器にお餅を入れる
- 2. お餅が浸かる程度の常温水を入れる
- 3. 電子レンジで600W20秒ほど加熱して柔らかさを確認する
- 4. 柔らかさが足りない場合には時間を延ばして加熱する
長時間加熱すると、水に溶けてドロドロになってしまうことも。こまめに様子を見ながら加熱時間を延長してみてください。
まとめ
お正月の定番食材のお餅。おいしいからとたくさん買ってしまい、余ってしまった経験をもつ人も多いでしょう。適切に保管しながら、アレンジレシピで料理してみれば「飽きてしまった」と思うことなく、おいしく最後までお餅を食べられます。この冬は、余ったお餅を使った「おもちdeおかき」と「もちもちフレンチトースト」を味わってみてはいかがでしょうか。